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ホロスターズの運営体制変更について思うこと。縮小しても応援すべき。

2026年4月3日、カバー株式会社が男性VTuberグループ「ホロスターズ」の運営体制変更を発表しました。

内容は会社主導のグループ活動を一区切りとし、今後は個人活動を主軸にするというもの。

「解散するの?」「推しの活動はどうなるの?」と不安に感じるリスナーもいれば、自分の推しが所属している事務所が同じことになったら…と考えるリスナーもいるでしょう。

個人的に思うところは記事の最後でお話してますので、まずは体制変更の具体的な中身から、こうなった理由、そして今後の見通しから紹介していこうと思います。


目次

ホロスターズの運営体制変更とは?何が起きたのかをまとめ

カバー株式会社の公式発表の内容

2026年4月3日、カバー株式会社はホロスターズの運営体制を変更すると正式に発表しました。

公式発表をまとめると、こうなります。

  • ホロスターズの事業状況を踏まえ、持続可能な形で存続させるために運営体制の変更が必要と判断した
  • 会社主導によるグループ全体の活動を一区切りとし、2026年度から個人活動を主軸にする
  • リソース配分の見直しに伴い、一部サポートを制限・終了する
  • この決定はタレント起因ではなく、経営上の判断である

カバーは「所属タレント一人ひとりと今後の活動について、それぞれの意思を最大限に尊重しながら協議を進めている」ともコメントしています。

具体的に何がなくなるのか(制限・終了される項目)

公式発表で明記された体制変更の対象は、主に以下の4つです。

  • 会社主導による各種施策
  • 自社スタジオを利用したタレント配信
  • 記念日をはじめとした各種グッズの新規発売
  • オリジナル楽曲制作、リリース

ホロスターズ3期生の影山シエンさんは、発表直後にXで具体的な内容をさらに補足しています。

影山シエンさんの投稿によると、全体イベント、AGF(アニメイトガールズフェスティバル)出展、ライブ、おしゃフェス、スタこれといった会社主導の企画に加え、スタジオ利用(簡易3Dを含む)、誕生日や周年のグッズ販売、ボイス販売、オリジナル楽曲のリリースが軒並みなくなるとのことです。

これはかなり広範囲にわたる変更で、率直に言って、グループとしての活動基盤の大部分が縮小される形です。

残るサポートと「個人活動主軸」の意味

一方で、カバーは「新たな体制下においても、活動を行うための環境整備やサポートは適宜行い、各タレントに合わせた支援は継続する」としています。

つまり、チャンネルやIPの管理といった最低限の活動インフラは維持されるものの、これまでのように会社がイベントやグッズ、楽曲制作を主導してくれる体制ではなくなるということです。

「個人活動を主軸にする」というのは、言い換えれば、各メンバーが自分の判断と力で活動の方向性を決めていくことになる、ということでもあります。

所属は継続するけれど、活動の自由度と同時に、自己責任の比重も大きくなる形です。


なぜホロスターズは運営体制変更に至ったのか

ホロライブとの人気差という構造的な課題

ホロスターズの運営体制変更の背景には、同じカバー株式会社が運営する女性VTuberグループ「ホロライブ」との圧倒的な人気差があります。

ホロライブはタレント一人あたりの年間収益が4億円規模に達するほどの事業規模。

カバーの2025年3月期の売上高は約434億円、営業利益は約80億円と、カードゲーム事業のヒットもあって上場企業としても好調な成長を続けています。

一方、ホロスターズは登録者数トップの夕刻ロベルさんでも約33万人台。

単独配信の同時接続者数は多くても数千人程度で、下位メンバーになると100人台のこともあると指摘されてきました。 配信アーカイブの再生数も、単独配信では1万回に届かないケースが珍しくありません。

同じ会社が運営しているのにここまで差が開いてしまった状況は、経営的に見直しを迫られても不思議ではありません。

男女分離型の運営が抱えていたジレンマ

ホロスターズが苦戦してきた理由として、カバーが採用してきた「男女分離型」の運営方針の影響も指摘されています。

にじさんじは最初から男女混合グループとしてスタートし、男性ライバーにも男女問わずファンが自然につく環境がありました。 対してホロライブは女性タレント専用のグループとして人気を確立しています。 そこから後発で誕生したホロスターズは、ホロライブの既存ファン層とは噛み合いにくい構造を最初から抱えていました。

ホロライブの一部ファンからは、男性グループとのコラボに対する拒否反応が根強く、ホロスターズへの認知拡大が進みにくい状況が長年続いてきたのです。 2026年時点でも、ホロライブメンバーとホロスターズのコラボ実施頻度は非常に少ないままでした。

こうした環境で新規ファンを獲得し続けるのは、メンバー個人の努力だけではどうにもならない部分があったと言えるでしょう。

カバーの経営判断としての背景

カバーは公式発表で「事業全体の最適化を図るための経営判断」と明言しています。 上場企業として株主への説明責任もある以上、採算の見合わない事業にリソースを投入し続けるのは難しい、というのが実情です。

ただし「解散」とは言っていません。 「持続可能な形で存続させる」という表現が使われており、最低限の枠組みは残す方針です。

グループを完全に閉じるのではなく、コストを大幅に抑えた上で存続させる道を選んだ、とも読めます。 ファンにとっては苦しい決定ですが、即座に全員が活動終了になるわけではない点は押さえておきたいところです。


ホロスターズとはどんなグループだったのか

2019年始動から7年間の歩み

ホロスターズは2019年にカバー株式会社のもとで始動した男性VTuberグループです。 「ホロライブプロダクション」の傘下として、ホロライブ(女性グループ)と並ぶ存在として設立されました。

1期生、2期生、3期生、UPROAR!!と段階的にメンバーが増え、JPメンバーは最大で15名が在籍。 ただし、設立初期に方向性の模索が続いたこともあり、デビューから約1年で3名がグループを離れるなど、決して平坦な道のりではありませんでした。

それでも、7年間で3回の単独ライブと3回の単独イベントを開催し、AGF出展やボイスコミック制作など、着実に活動の幅を広げてきた実績があります。

英語圏向けの「Holostars English」にはTEMPUSとARMISの2グループが存在し、JP・ENあわせて計22名が所属しています。 今回の発表がJPのみに限定されるのか、EN側にも影響があるのかは、現時点では明確にされていません。

現在の所属メンバー一覧(JP12名)

2026年4月時点のホロスターズJP所属メンバーは以下の通りです。

メンバー名
1期生花咲みやび、奏手イヅル、アルランディス、律可
2期生アステル・レダ、岸堂天真、夕刻ロベル
3期生影山シエン、荒咬オウガ
UPROAR!!夜十神封魔、羽継烏有、水無世燐央

※鏡見キラ(1期生・2020年卒業)、月下カオル(3期生・2020年活動終了)、緋崎ガンマ(UPROAR!!・2024年契約解除)は既にグループを離れています。

現在活動中の12名それぞれが、今後どのような選択をするのか。ここが最大の注目ポイントになりそうです。


メンバーやファンの反応は?

影山シエンの投稿とその反響

発表直後、ホロスターズ3期生の影山シエンさんがXに投稿した内容が大きな注目を集めました。

影山さんは、公式発表では「一部のサポートを制限・終了」とされていた範囲について、より踏み込んだ形で具体的な項目を一つずつ列挙しています。 全体イベントからスタジオ利用、グッズ、ボイス、オリ曲まで広範囲にわたる内容を明かした上で、「皆本当にごめん」という言葉を添えていました。

この投稿は、公式発表だけでは見えにくかった変更の全体像をファンに伝える役割を果たしました。 ただ同時に、その影響範囲の大きさに多くのファンが衝撃を受けたのも事実です。

ホロスターズ公式アカウントも「運営体制の変更でご不安な思いをさせてしまい、深くお詫び申し上げます」とした上で、「タレント個々人の活動はこれからも続いてまいります」と呼びかけています。

ファンの間で広がる声

ファンの間では、さまざまな反応が出ています。

「所属しているだけで実質的には個人Vのような扱いになるのでは」という不安の声や、「事実上の追い出し部屋では」といった厳しい見方も見受けられます。 一方で、「グループ活動がなくても個人配信を続けてくれるなら応援し続ける」という声も多く上がっています。

また、ホロライブ側のファンの一部からは歓迎する反応もあり、ファンコミュニティの温度差が改めて浮き彫りになりました。

いずれにしても、カバーからはメンバーへの直接の問い合わせは控えるよう呼びかけられています。

今はそっと見守りながら、それぞれの発信を待つのがよさそうです。


今後ホロスターズはどうなるのか

「解散」ではないが、実質的に何が変わるのか

まず確認しておきたいのは、今回の発表は「解散」ではないということ。 ホロスターズという名前もチャンネルも残りますし、所属自体は継続します。

ただし、実質的な変化はかなり大きいです。 これまで会社がライブやイベントを企画し、グッズを制作し、楽曲を用意し、3Dスタジオを提供してきた環境が、ほぼすべてなくなります。 「所属はしているけれど、個人勢に近い状態」になる、と表現するのが実態に近いかもしれません。

配信活動そのものは続けられますし、カバーも「環境整備やサポートは適宜行う」としています。 ただ、具体的にどこまでのサポートが残るのかは、まだ不透明な部分も多いのが正直なところです。

メンバーそれぞれの選択肢と今後の見通し

今後、メンバーにはいくつかの道が考えられます。

ホロスターズの名前を背負いながら個人配信を続けるという選択肢。 もともと配信中心で活動してきたメンバーにとっては、日常的な活動の形はそこまで変わらないかもしれません。

一方で、グループ活動やライブ、楽曲制作を活動の軸にしていたメンバーにとっては、活動の幅がかなり狭まることになります。 状況によっては、卒業を選ぶメンバーが出てくることも十分にあり得るでしょう。

カバーは「所属タレント一人ひとりと協議を進めている」としており、今後数週間から数ヶ月の間に、各メンバーから個別に今後の方針が発信されることが予想されます。

ファンとしてできることは、まずは各メンバーの発信を待ち、配信を見に行き、応援を続けることでしょう。 7年間で彼らが積み上げてきたものは、運営体制がどう変わろうと、簡単に消えるものではありません。


まとめ・個人的に思うこと

ホロスターズの運営方針についてまとめました。

AIの力も借りつつ、概要をまとめていて思ったことは、Vtuberという界隈において一つの時代が終わったのかな…ということ。

正直、ホロスターズはあまり追っていなくて、アルランディス、ロベルくん、レダくんの配信をたまに見るくらいでした。

その度にホロライブの面々とコラボの頻度が増えたら絶対楽しいのになぁと思っていたのですが、まさかこんなことになるとは…

ホロスターズの面々がXで謝っていたのが印象的でした。

これから大バズりする可能性もあるので、もっと配信見ようかなと思いましたね。

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